結婚式や披露宴に招待された際、やはりどうしても悩んでしまうのが服装です。
スーツやネクタイは何色が良いのか?
明るさは明るい方が良いのか?
それとも暗い方が良いのか?
考え出したら本当にキリがありません。
ネクタイの色は、一昔前までは白色が主流でしたが、時代は変わってきています。
他の色も認められつつありますが、どのような色がOKなのかまで詳しく分かっている人は少ないです。
今回はそんなネクタイに焦点を当てて、結婚式でのネクタイ選びのポイントについて解説していきます。
また、おすすめのネクタイカラーについても紹介するので、結婚式に出席する際の参考にしてください。
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結婚式でのネクタイ選びのポイント

cocoparisienne / Pixabay
この7つのポイントを押さえてネクタイを選ぶことができれば、ネクタイ選びで失敗することはありません。
基本は白色
結婚式や披露宴に出席する際は、ブラックスーツに白色のネクタイを合わせるのが基本となっています。
ブラックスーツに白色のネクタイは昔からのスタイルなので、昔からの慣例に従ったものであれば、無難ですし絶対に失敗することはありません。
新しいスタイルで出席するのがどうしても不安だという人は、白色のネクタイを付けていけば何の問題もありません。
真っ白でなくても、グレーや白銀であればOKです。
光沢のあるネクタイはOK
シルク素材など光沢感のあるネクタイは、高級感が漂っているのでフォーマル向きのネクタイとして結婚式などでも利用することができます。
シルバーやライトグレーなど、白っぽくてかつ光沢感のあるネクタイが人気を集めています。
結婚式は、基本的におめでたい場です。
そのため、明るめのカラーネクタイでも問題ありません。
年齢に応じて好きなカラーネクタイを選んでください。
おすすめのネクタイカラーについては、後ほど詳しく紹介します。
具体的なネクタイカラーを確認する
ネクタイカラーについては後ほども詳しく紹介しますが、結婚式でのネクタイ選びのポイントの1つでもあるので、ここで少し確認しておきましょう。
ネクタイカラーは、基本的にスーツに合っていれば問題ないです。
パステルカラーのネクタイ、ピンクやライトブルーなどといった色も人気がありますし素敵です。
ただし、カラーネクタイについて1つ注意しておきたいのが、年配者への配慮です。
カラーネクタイは、色によっては年配者から不人気なものもあります。
それを選んでしまうことを考えると少し危ないので、なるべく無地で柄の入っていない、質感の良いネクタイを選ぶようにしてください。
「無地」「柄が入っていない」「質感が良い」の3つを心掛けてカラーネクタイを選べば問題ありません。
ネクタイについては、白色以外でもあまり派手でなければ大丈夫です。
黒色はNG
白色以外のカラーネクタイが受け入れられ始めたからといっても、黒色だけは絶対に選んではいけません。
黒色のネクタイは喪服を連想させるので、結婚式では縁起の悪い色とされています。
黒色のネクタイの着用は避けてください。
ネクタイに華やかな柄があしらわれていたとしても、ベースが黒色だと暗い印象になってしまいます。
黒色の柄も避けたいところです。
何かしら黒色が入っていることが分かるネクタイは、避けるのが無難でしょう。
ネクタイの柄には注意する
ストライプやチェック、ドットなどといったネクタイ柄の定番となっているものは問題ありません。
しかし、アニマル柄やキャラクター柄のネクタイは、結婚式などといったフォーマルな場面では避けるようにしてください。
派手過ぎるものはNGです。
若者にはカラーが人気
結婚式のネクタイだけでなく、服装全体で見ても年代によってマナーが変わってきます。
10代~30代の若い世代であれば、少しカジュアルなネクタイを選ぶ人が多いです。
これが現在ではマナーとして受け入れられています。
白色のネクタイが年配者、カラーネクタイが若者といったように、ネクタイの色は時代と共に変化してきています。
ただし、最近では年配者でもカラーネクタイを付けるようになってきています。
ネクタイピンなどでおしゃれに見せてもOK
ネクタイだけではなく、ネクタイピンやカフスボタンなどといった小物でおしゃれを取り入れることも可能です。
ただし、キャラクターものなど目立ち過ぎるものはNGです。
ネクタイピンは、ネクタイを固定し立体的に見せることができる小物です。
ネクタイに付けるだけで、簡単に華やかなスタイルを作り出すことができます。
結婚式で使えるネクタイピンには、これといった決まりがないので、スーツやネクタイに合うものを選びましょう。
スタンダードなタイプのものはもちろん、サッカーボール付きのネクタイピンやナイフとフォークのネクタイピン、眼鏡やヒゲをモチーフにしたネクタイピンなどがあります。
カフスボタンは、さりげなくおしゃれを取り入れたいという人におすすめの小物です。
ジャケットの袖先からちらっと見せることができるアイテムなので、ちょっと大人なおしゃれを楽しみたいという人は、使ってみると良いのではないでしょうか?
結婚式におすすめのネクタイカラー

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白
白色は先ほども述べた通り、結婚式のネクタイの定番カラーとなっています。
ただ、若い世代の間では、少し野暮ったいと思われている傾向が強いです。
そんなときは、白でもシルク素材のものや豊かな光沢のあるもの、綺麗な色合いのストライプやドット柄のものなどを選ぶことによって、おしゃれなテイストが加わり素敵な着こなしが可能となります。
イエローやゴールド
イエローやゴールドなどといった温かみのあるテイストの色は、結婚式という賑やかな場所におすすめの色です。
また、イエローは見る人に話しかけやすい印象を与えることができるといわれています。
そのため、二次会の幹事役などを任された際には非常にピッタリです。
楽しくて親しみやすい雰囲気を出したいと考えている人には、イエローやゴールドのネクタイがおすすめです。
グリーン
グリーンは、快活で爽やかな印象を与える色といわれています。
非常に好感度の高い色なので、結婚式のネクタイとしてはまさに持ってこいの色です。
グリーンはとても綺麗な色目なので、単色でも華やかに着こなすことができますが、市松模様やヘリンボーンなどといった地模様のあるネクタイはネクタイピンを合わせるのがおすすめです。
ネクタイピンを付けることでアクセントとなり、おしゃれなコーディネートになります。
グリーンの中でもアップルグリーンと呼ばれる色のネクタイは、柔らかな雰囲気があるので、10代~20代の若い世代におすすめしたい色です。
シルバー
結婚式で着用するネクタイは、一昔前までだと白色でした。
しかし最近では、シルバーのネクタイが主流となってきています。
シルバーは合わせる色を選ぶ必要がないので、非常に人気のカラーです。
また、光沢のあるものだと高級感があるので、結婚式にはピッタリです。
シルバー1色だと少し大人しい印象を与えますが、赤やピンクなどといった鮮やかな指し色があるデザインのネクタイを選ぶと、シックな中にも華やかなテイストが加わるのでスタイリッシュに着こなすことができます。
ネクタイカラーに悩んだときは、シルバーを選んでおくと失敗することはありません。
ピンク
ピンクは、若々しく華やかな印象が強い色です。
そのため、結婚式にはおすすめの色です。
ただし、ピンクでも派手な柄のものは避け、エレガントなテイストのものを選ぶようにしてください。
エレガントなテイストのものを選ぶと、カジュアル過ぎない洗練された雰囲気を演出することができます。
柔らかい印象を与えるピンクは女性受けも良いので、結婚式で新しい出会いを期待するのであればおすすめです。
ライトブルー
ライトブルーは、クールで知的な印象を与えることができます。
ライトブルー単色のネクタイだと少し面白みがないと感じるのであれば、グラデーションのあるデザインのネクタイや上品な小紋柄のネクタイを選ぶと、若々しい印象を与えることができます。
素敵な人だと思ってもらうことができるでしょう。
ライトブルーは、カラーネクタイの中で最も無難な色とされているので、仕事関係や目上の人の結婚式に参加する際におすすめです。
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結婚式のネクタイは蝶ネクタイでもOK
最近は、ネクタイではなく蝶ネクタイを付ける人も増えてきています。
ネクタイの代わりに蝶ネクタイを付けるのもアリです。
タキシード風スタイルとして、ダークスーツやブラックスーツに蝶ネクタイをコーディネートしています。
蝶ネクタイは夜の礼装になるので、夕方以降の結婚式や二次会におすすめのアイテムです。
パーティースタイルにピッタリなので、おしゃれに決めたいときに使うのが良いです。
デザイン性の高いものも魅力的です。
まとめ
結婚式でのネクタイ選びのポイントについて解説し、おすすめのネクタイカラーについても紹介してきましたが、いかがでしたか?
結婚式のネクタイについて少しでも理解を深めることができていれば嬉しいです。
それでは最後に、今回の内容をまとめておきましょう。
- 結婚式や披露宴に出席する際は、ブラックスーツに白色のネクタイを合わせるのが基本となっている。
ブラックスーツに白色のネクタイは昔からのスタイルなので、不安だという人は、白色のネクタイを付けていけば何の問題もない。 - シルク素材など光沢感のあるネクタイは、高級感が漂っているのでフォーマル向きのネクタイとして結婚式などでも利用することができる。
明るめのカラーネクタイでも問題ないので、年齢に応じて好きなカラーネクタイを選ぶと良い。 - ネクタイカラーは、基本的にスーツに合っていれば問題ない。
ただし、カラーネクタイについて1つ注意しておきたいのが、年配者への配慮。カラーネクタイは、色によっては年配者から不人気なものもあるので、無地」「柄が入っていない」「質感が良い」の3つを心掛けてカラーネクタイを選ぶ。 - 白色以外のカラーネクタイが受け入れられ始めたからといっても、黒色だけは絶対に選んではいけない。
黒色のネクタイは喪服を連想させるので、結婚式では縁起の悪い色とされている。何かしら黒色が入っていることが分かるネクタイは、避けるのが無難。 - アニマル柄やキャラクター柄のネクタイは、結婚式などといったフォーマルな場面では避ける。
派手過ぎるものはNG。 - 10代~30代の若い世代であれば、少しカジュアルなネクタイを選ぶ人が多い。
白色のネクタイが年配者、カラーネクタイが若者といったように、ネクタイの色は時代とともに変化してきている。 - ネクタイだけではなく、ネクタイピンやカフスボタンなどといった小物でおしゃれを取り入れることも可能。
ただし、キャラクターものなど目立ち過ぎるものはNG。 - 結婚式におすすめのネクタイカラーは、白、イエローやゴールド、グリーン、シルバー、ピンク、ライトブルーなど。
- ネクタイの代わりに蝶ネクタイを付けるのもアリ。
蝶ネクタイは夜の礼装になるので、夕方以降の結婚式や二次会におすすめのアイテム。
パーティースタイルにピッタリなので、おしゃれに決めたいときに使うのが良い。
スーツやシャツ、鞄などと同じように、ネクタイも結婚式に出席する際の身だしなみとして重要な箇所になります。
しかし、重要な箇所であるにも関わらず、気を付けるべきポイントや色などについて十分に分かっていない人が多いのが現実です。
結婚式は非日常な空間なので、マナーなどについてすぐに十分理解するのは難しいです。
また、ネクタイなどといった服装のみならず、食事や持ち物など守らなければいけないマナーがたくさんあります。
結婚式に出席する回数には個人差があるので、出席する回数が少ない人にとっては特に難しいことです。
しかし、マナーをしっかり守ろうという気持ちがあれば、失敗することは少なくなります。
素晴らしい日を迎える新郎新婦のために、まずは自分にできることを意識してやってみてください。
そうすれば、自然とマナーは身についてきます。
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