結婚は、再婚者を除きほとんどの人が初めて経験することです。
そのため、何をどうしたら良いのか見当がつかないのも当然です。
結婚準備の段取りをしっかり理解しておかないと、せっかくの結婚式が失敗に終わってしまう可能性もあります。
今回は、そんな皆さんのために、プロポーズから結納・顔合わせ、ハネムーン、新生活などの具体的な段取りを1つ1つ解説していきます。
是非これを参考にして、結婚式までのスケジュールを立ててみてください。
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結婚式1年前
結婚式1年前は、プロポーズや親への挨拶を行います。
プロポーズ
男性の皆さんは、どのようなプロポーズを考えていますか?
女性は、いくつになってもプロポーズというものに夢と憧れを抱いています。
理想と現実のギャップにガッカリしてしまう女性もいるので、ここできちんと男らしさを見せておきたいものです。
プロポーズのきっかけがなかなかつかめないのであれば、ホテルやレストランなどを利用してみてください。
プロポーズプランと呼ばれるものを用意しているところがあるので、それを活用するのも1つの方法です。
今流行りの草食系男子の皆さんは、女性からの逆プロポーズもアリです。
晴れてプロポーズが成功すれば、そこから2人の未来がスタートします。
そしてここから、結婚・新生活に向けての準備もスタートします。
まずは2人の心を幸福で満たして、結婚式まで協力して歩んでいく信頼関係を築いておきましょう。
親への挨拶
2人の結婚の意思が固まったら、親へ結婚の報告と挨拶をします。
付き合いの段階で良い関係を築くことができていたとしても、このタイミングできちんとけじめをつけておく必要があります。
両親と初めて会う人ならなおさらですが、初めて会うくらいの緊張感を持っていた方が、両親にも結婚を真剣に考えていることが伝わりますし好印象を持ってくれます。
この後行う結納・顔合わせは、両親も含めて準備を進めていくので、上手く進めていけるようにここでしっかり関係を築いておきましょう。
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結婚式11~10ヶ月前
結婚式11~10ヶ月前は、会場選びをスタートさせます。
まずは、ざっくばらんに憧れや希望、夢をお互いに出していきます。
その中からできることとできないこと、したいこととしたくないことを分けて、結婚式の形をある程度2人で共有しておきましょう。
実際に会場見学やブライダルフェアに行くときまでに決めておくと良い項目は、挙式スタイル、ゲストの顔ぶれとだいたいの人数、こだわりたいこと、絶対に叶えたい演出、日割り、予算の6つです。
気になる会場に実際に足を運んで候補を絞っていき、最終的には2、3ヶ所で見積もりをとって、持ち帰り比較検討します。
会場の予約をキャンセルする際はキャンセル料がかかってしまうこともあるので、その点はあらかじめ確認しておくようにしましょう。
結婚式9ヶ月~半年前
結婚式9ヶ月~半年前は、結納や顔合わせ、婚約指輪の購入、会場決定を行います。
結納、顔合わせ
結納と顔合わせは、どちらか一方を行えばOKです。
結納は、婚約した証として両家の間で金品を取り交わし、結婚の約束を固める伝統儀式です。
一昔前は決まった形式がありましたが、最近の結納は形式にこだわらず2人らしいスタイルで行われるものが増えてきています。
しかし、一生に一度の大切な儀式ということもあるので、相手に失礼のないよう結納の基本はしっかり押さえておくようにしましょう。
顔合わせは、2人だけでなく両親も緊張しています。
そんな両親を2人でリードして、和やかな雰囲気を作ることができれば、顔合わせは大成功といえるでしょう。
顔合わせ成功の秘訣は、事前の予備知識とセッティングです。
新郎新婦、両家の両親、皆で仲良く楽しい時間を過ごせるように準備をしておきましょう。
婚約指輪の購入
婚約指輪は、女性にとって憧れの指輪です。
夢は広がりますが、実際どのジュエリーショップで購入すると良いのか、宝石は何が基準となるのか、分からないことはいくつか出てきます。
一生ものの高値で大切な指輪になるので、2人でじっくり相談して決めるのをおすすめします。
「ブリリアントカット」の元祖!ブリリアンスの婚約指輪人気ランキング
会場決定
比較検討を重ねて決めた会場に、正式に契約します。
このとき、内金が必要になる可能性があるので、あらかじめ用意しておくようにしましょう。
結婚式半年~4ヶ月前
結婚式半年~4ヶ月前は、ハネムーンの検討、ドレスや衣装探し、新居探し、招待するゲストのリストアップ、ウェディングアイテムの決定を行います。
ハネムーンの検討
ハネムーンは、2人の行きたいところが合わないと、決めるのに一苦労します。
一方的に自分の意見だけを言うのではなく、お互いの気持ちをしっかり聞き入れて、2人とも納得のいく場所を選ぶようにしましょう。
また、ハネムーンは時期選びも非常に重要になります。
場所によっては、気候などの関係で避けた方が良い時期などもあるので、旅行会社に相談して慎重に決めていきましょう。
ドレス、衣装探し
ドレスや衣装選びは、新婦にとって結婚準備の中で最も楽しい時間といえます。
しかし、それと同時に非常に頭を悩ませる時間でもあります。
自分に1番似合うドレスや衣装と巡り合うには、早めに行動することが重要になります。
会場が決定した段階ですぐに動き始め、遅くても結婚式3ヶ月前までには決めておくようにしましょう。
慎重に選ぶことも忘れないでください。
新居探し
2人の新しい生活が始まる新居探しは、非常に大切なことになるのは当然です。
自分たちの希望や条件にあった物件を探すことは、そう簡単ではありません。
周囲の環境や職場までの距離、間取り、日当たりなど、新居を決めるための条件はたくさんあるので、どれを優先するか考えてから決めるようにしましょう。
招待するゲストのリストアップ
このタイミングで、結婚式に招待するゲストのリストアップを行います。
2人でこれまでの人生を振り返りながら、お世話になった恩師やかけがえのない家族、いつも一緒にいた友人などを思い浮かべ、結婚を祝福してほしいと思うゲストを選んでいきます。
招待漏れなどといったトラブルを防ぐためにも、必ずリストアップするようにしましょう。
ウェディングアイテムの決定
会場が決まって一安心したのも束の間、このタイミングでウェディングアイテムを決める必要があります。
会場から提案されたものだけでなく、結婚情報誌やネットなどを参考にしながら、2人とも納得のいくものを選ぶようにしましょう。
結婚式4~1ヶ月前
結婚式4~1ヶ月前は、ブライダルエステや二次会の準備をスタートさせる、招待状作成、結婚指輪の購入を行います。
ブライダルエステスタート
結婚式は、1日中360度から注目を浴びる、人生で一度の場でもあります。
そんな日に着るウェディングドレスは、デザインによって日頃見えないところまで肌を出すことが考えられます。
結婚式の写真には、史上最高の自分の姿を残したいものです。
そのためには、ブライダルエステを行うことが必須条件となります。
人生の中でも大切な結婚式という1日のために、自分磨きを忘れないようにしましょう。
二次会準備スタート
このタイミングで、二次会に向けての準備もスタートさせます。
まずは、二次会のお手伝いをしてくれそうな幹事を決めます。
新郎新婦と仲が良くてフットワークが軽く、世話好きな人が向いています。
幹事は、1人だと何かと大変なことが多いので、2、3人くらいお願いしておくと安心です。
結婚式のことで頭がいっぱいな新郎新婦は、二次会のことまで考えている余裕が正直ありません。
早めに幹事を決めて、二次会の希望を伝えたら後はお任せしてしまいましょう。
招待状作成
結婚式に呼ぶゲストが決まったら、招待状を作成します。
招待状はゲストが真っ先に目にするものなので、結婚式の印象を決めるアイテムにもなります。
手作りにするのかプロにお願いするのか、それぞれのメリットとデメリットを把握して、自分たちに合った招待状を作成するようにしましょう。
結婚指輪の購入
結婚指輪は、一生の愛の証となるものです。
特に女性にとってはずっと身につけるものになるので、家事や育児の邪魔にならないシンプルなデザインのものが好まれています。
オリジナリティにこだわったものからブランドものまで様々な種類の結婚指輪があるので、2人で話し合ってどれにするか決めていきましょう。
結婚式1ヶ月~2週間前
結婚式1ヶ月~2週間前は、ヘアメイクリハーサル、プログラムやBGMの決定、新居への引っ越し、司会者と打ち合わせ、受付の依頼を行います。
プログラム、BGMの決定
このタイミングで、当日のプログラムの最終確認を行います。
演出に漏れがないか、詰め込み過ぎてはいないかなど、プランナーとよく相談してプログラムを詰めていきます。
プログラムが確定したら、その流れに従ってBGMも決めていきます。
新居への引っ越し
結婚式と新居への引っ越しが重なってしまうと、どちらかに影響が出てしまいます。
どちらも大変な行事となるので、引っ越しはできるだけ結婚式の10日くらい前までに済ませておくようにしましょう。
そのためにも、新居は遅くとも結婚式の1ヶ月前までに決めておくのがベストです。
司会者と打ち合わせ
プログラムが決まったら、当日の進行役となる司会者を交えて進行の打ち合わせを行います。
司会者には、司会者から紹介してほしいことやマイクを向けてほしい人などを伝えておくと良いです。
また、司会者の話し方1つで結婚式の雰囲気は大きく変わるので、どんな結婚式にしたいと思っているか司会者にしっかり伝えておくようにしましょう。
受付の依頼
結婚式の受付の依頼をし忘れていて、2日前に慌ててお願いするというケースは非常に良くあります。
受付は、依頼する人を早目に選定して依頼しておくようにしましょう。
受付は、ご祝儀を管理したり入り時間が他のゲストよりも少し早くなったりすることが多いので、安心して任せることができる友人などに依頼すると良いです。
なお、お気持ち程度で良いのでお礼をすることを忘れないようにしてください。
結婚式2週間前~前日
結婚式2週間前~前日は、心付けやお車代の用意を行います。
心付けは、結婚式当日お世話になるスタッフの皆さんに対して、「本日はどうぞよろしくお願いします」という気持ちを込めてお渡しするお礼金のことを指します。
お車代は、主賓や乾杯の発声をしてくれた人や、遠方から出席してくれたゲストがかかった交通費や宿泊費の半額~全額をこちらがお渡しするというものです。
これらに関しても、忘れず準備しておくようにしましょう。
まとめ
結婚準備の段取りについて1つ1つ解説してきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめておきます。
- 結婚1年前は、プロポーズや親への挨拶を行う。
- 結婚式11~10ヶ月前は、会場選びをスタートさせる。
- 結婚式9ヶ月~半年前は、結納や顔合わせ、婚約指輪の購入、会場決定を行う。
- 結婚式半年~4ヶ月前は、ハネムーンの検討、ドレスや衣装探し、新居探し、招待するゲストのリストアップ、ウェディングアイテムの決定を行う。
- 結婚式4~1ヶ月前は、ブライダルエステや二次会の準備をスタートさせる、招待状作成、結婚指輪の購入を行う。
- 結婚式1ヶ月~2週間前は、プログラムやBGMの決定、新居への引っ越し、司会者と打ち合わせ、受付の依頼を行う。
- 結婚式2週間前~前日は、心付けやお車代の用意を行う。
ここまで見ても分かる通り、結婚準備の段取りには本当にたくさんのことがあります。
どのような結婚式を挙げるかによって、これにさらにやるべきことがプラスされる可能性もあります。
最初にも述べた通り、結婚式は誰もが初めて経験することなので、分からないことがたくさんあって当然です。
失敗してしまうことももちろんあるでしょう。
そんなときは、隣にいる大切な人や家族、友人に助けを求めても大丈夫です。
人生で一度しかない晴れ舞台なので、素晴らしい形になるよう皆で協力して作り上げていってください。
結婚式直前は、手配したものや当日の持ち物などを改めてチェックするようにしてください。
当日は思い切り楽しむ、これに尽きます。これを読んでくれた皆さんの結婚式が、素晴らしいものになることを願っています。
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