ブライダルフェアに参加しようと考えているカップルの皆さんの中に、婚約前だという人はいませんか?
婚約前のカップルがブライダルフェアに参加する場合、婚約前の状況で参加して良いものなのか不安に思うことがあります。
果たして、ブライダルフェアは婚約前でも参加して良いのでしょうか?
今回は、そんなカップルの皆さんの疑問を解決していきます。
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<ブライダルフェアは婚約前でも参加して良いのか?>
ブライダルフェアと聞くと、結婚を決めたカップルが式場探しのために参加するものというイメージが強いのではないでしょうか?
実際確かにそうですが、婚約前でも参加することは可能です。
ブライダルフェアを開催している会場は、「デート感覚で気軽にお越しください」と提示しているところが多く、婚約前や結婚式を予定していないカップルでも参加していることがあります。
婚約前に一度ブライダルフェアに参加して、損することは1つもありません。
得られるメリットは多いので、婚約前でも参加したいと思ったら是非参加してみてください。
<婚約前でも試食会や試着会に参加して良いのか?>
婚約前のカップルがブライダルフェアに参加する際に気がかりなことは、試食会や試食会に参加して良いのかということです。
会場側に結婚式を挙げる気がない冷やかしだと思われてしまうのではないかと、不安に感じるカップルは多いです。
結論からいうと、婚約前のカップルがブライダルフェアで体験できない項目は1つもありません。
試食会や試着会はもちろん、模擬挙式や模擬披露宴なども体験することができます。
ただし、婚約前のカップルが守るべきマナーとして、組数限定のブライダルフェアは避けるようにしましょう。
組数限定のブライダルフェアは、結婚を決めたカップルに譲るのがマナーです。
<婚約前にブライダルフェアに参加するメリット>

Olichel / Pixabay
具体的に得られるメリットとしては、
「具体的な貯金額が明確になる」
「結婚式に対して興味を持つようになる」
「パートナーの結婚式に対する考えを確認することができる」
の3点が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
具体的な貯金額が明確になる
ブライダルフェアに参加すると、相談会などで結婚式の見積もりを行ってもらうことができます。
見積もりを行う際には、挙式のおおよその日程や招待するゲストの人数などが必要になります。
しかし、婚約前だとそういったことはまだ何も決まっていないケースが多いです。
何も決まっていない場合は、日程は約1年後の土曜日、招待するゲストの人数は約70人程度で見積もりを行うと、その会場の平均費用を知ることができるので参考にしてください。
(数値引用元:https://bridal-torisetsu.net/engagement-before/)
結婚式に対して興味を持つようになる
先ほども述べた通り、ブライダルフェアに参加すると、試食会や試着会だけでなく模擬挙式や模擬披露宴なども体験することができます。
普段は外観しか見ることができない結婚式場も、教会や披露宴会場の想像よりきらびやかな雰囲気に感動すること間違いなしです。
ブライダルフェアに参加ことによって、今まで以上に結婚式に対するイメージを膨らませることができるので、結婚式に対して興味を持つようになったり結婚式でやりたい演出を明確にしたりすることができます。
パートナーの結婚式に対する考えを確認することができる
ブライダルフェアに参加することによって、結婚式に対する漠然とした考え方が少しずつ明確になります。
その結果、パートナーの結婚式に対する考えを確認することができます。
「神前式が良いから会場は和風が良い」「モダンな結婚式が理想だからパイプオルガンのある教会が良い」など、今まで話題にすら出てこなかった結婚式に関する話をすることができるきっかけにもなります。
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<婚約前のブライダルフェア参加の際に気を付けるべきポイント>
婚約前にブライダルフェアに参加する際は、気を付けるべきポイントを押さえておかないと、思わぬ落とし穴にはまってしまうケースが考えられます。
これから紹介する5つの点に気を付けて参加するようにしましょう。

曖昧な返事をしない
ブライダルフェアの目的は、あくまでも結婚式を挙げてもらうことです。
そのため、「ここで結婚式を挙げませんか?」と会場側から営業されることが頻繁にあります。
婚約前で結婚式を挙げる予定がまだない場合は、結婚式を挙げるつもりであるかのような曖昧な返事をしないようにしましょう。
今回は見学に来ただけで、契約する予定は一切ないということをハッキリ伝えることが重要です。
契約を交わさない
先ほどの話と少し重なる点がありますが、婚約前にブライダルフェアに参加して、契約を交わすことはしないでください。
ブライダルフェアに参加すると、結婚式に対して強い憧れを抱くようになるので、その流れのまま契約するカップルも少なくありません。
しかし、プロポーズを経て婚約を済ませた状態で契約を結ばないと、後でトラブルになってしまうケースは多いです。
婚約前にブライダルフェアに参加する際は、絶対に契約を交わさないという意識を持って参加するようにしましょう。
式場に対して迷惑な行為をしない
婚約前にブライダルフェアに参加する際、結婚式場を真剣に探しているカップルや結婚式場に対して迷惑になる行為はしてはいけません。
実際に結婚式が行われている会場でのブライダルフェアに参加している状況を例に挙げると、結婚式に足を運んでいるゲストの皆さんなどの迷惑にならないように、大きな声を出すなどといったことはしないようにしましょう。
遅刻やドタキャンをしない
ブライダルフェアでは実際の結婚式場を見学するため、一部を除いて当日の挙式と時間が重ならないようにタイムスケジュールが組まれています。
当日、ブライダルフェアへの参加者全員がツアー形式で回ることもあるので、遅刻すると会場や他の参加者に迷惑をかけることになります。
必ず時間厳守で参加するようにしましょう。
また、ブライダルフェアは基本的に予約が必要になりますが、急に都合が悪くなって参加できなくなってしまったということは当然あり得ます。
やむを得ずキャンセルする場合は、必ず会場に連絡するようにしましょう。
連絡なしにドタキャンするのはマナー違反です。
途中帰宅しない
婚約前にブライダルフェアに参加する場合、ブライダルフェアの内容をあまり理解しておらず、どのようなイベントなのか把握していないカップルがいることがあります。
そんなカップルの中には、ブライダルフェア内で実施される試食会や試着会に興味を持って参加し、好きなものを好きなだけ楽しむことができると思っているカップルが多いです。
しかし実際は、カップル1組1組に会場のスタッフさんがつき、式場内の見学から試食会や試着会、相談会など一通り参加することになります。
1つの会場だけで最低2~3時間は必要になります。
試食会に参加したかっただけなので、試食会に参加できたら帰るなど、途中帰宅することはできないということを理解しておきましょう。
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<婚約前に彼をブライダルフェアへ誘うと引かれてしまう?>

Pexels / Pixabay
付き合って数日だったり数週間だったりと、短期間でブライダルフェアへ誘うと流石に引かれてしまうかもしれませんが、お互いが結婚を意識しているような関係であれば一度勇気を出して誘ってみるのもアリです。
さらに、これから紹介する4つの点に気を付けて誘うと、彼に「結婚」というプレッシャーをかけることなくブライダルフェアへ誘うことができます。
婚約前に彼をブライダルフェアへ誘うことは、決して悪いことではありません。
ただし、誘い方1つで対応は変わってくるので、その点はしっかり押さえておきましょう。
敢えて「ブライダルフェア」という言葉を使わない
結婚に対するプレッシャーに敏感な彼である場合は、「ブライダル」という言葉を彼女から聞くだけでプレッシャーを感じてしまうことも考えられます。
試食会や試着会が行われるブライダルフェアへ誘う場合は、「豪華料理のフルコースを無料で食べに行こう」「無料でウェディングドレスを着ることができるイベントがあるから行ってみたい」など、試食会や試着会をアピールしてブライダルフェアという言葉を敢えて使わないようにするのも手です。
会場見学のみのブライダルフェアには誘わない
会場見学のみのブライダルフェアは、彼が身構えてしまう可能性があります。
試食会や試着会など、彼も行ってみたいと思えるようなイベントを用意しているブライダルフェアに参加すると、身構えることなく一緒に参加してくれる可能性が高くなります。
デート感覚で誘う
かしこまった形で彼をブライダルフェアへ誘うと、こちらも彼が身構えてしまう可能性があります。
普段のデートに誘うのと同じような感覚で誘うようにしましょう。
乗り気でない場合は無理強いさせない
彼がブライダルフェアへの参加に難色を示した場合は、無理に参加させようとしないでください。
彼の意見を聞かず強引に参加させてしまうと、彼にストレスやプレッシャーをかけてしまうことになります。
彼に参加を拒否されているが、どうしても今ブライダルフェアに参加したいという女性は、家族や友達と一緒に参加するのも1つの方法です。
ブライダルフェアは家族や友達と一緒に参加することもできるので、彼以外の人とブライダルフェアを楽しむのも良いのではないでしょうか?
<結婚予定のない人がブライダルフェアに参加する際の注意点>
結婚予定のない人がブライダルフェアに参加することも可能です。
ただし、参加する際は以下の2点に注意して参加するようにしましょう。
結婚式を挙げるような思わせぶりな態度はとらない
プランナーさんは、相談会で見積もりを出してくれるだけでなく、その後の結婚準備もフォローしてくれます。
結婚を真剣に考えているカップルや結婚式場候補の1つになっているカップルには、プランナーさんも熱心に対応することがほとんどです。
その中で結婚式を挙げるような思わせぶりな態度をとってしまうと、プランナーさんは熱心に営業してくることになります。
そうなってしまうと双方にとって良くないので、結婚式を挙げるような思わせぶりな態度はとらないようにしましょう。
自分の状況を正しく伝える
カップルで参加した場合も家族・友達同士で参加した場合も、自分がどのような状況で参加しているのかを正しく伝えておくことが重要になります。
直接的に伝えるのが嫌であれば、何となく伝えるだけでも問題ありません。
<まとめ>
ブライダルフェアは婚約前でも参加して良いのかという疑問について見てきましたが、いかがでしたか?
最後に、今回の内容をまとめておきます。
- ブライダルフェアは婚約前でも参加可能。「デート感覚で気軽にお越しください」と提示している会場が多いので、婚約前や結婚式を予定していないカップルでも参加していることがある。
- 婚約前でも試食会や試着会に参加することは可能。ただし、組数限定のブライダルフェアは結婚を決めたカップルに譲るのがマナー。
- 婚約前にブライダルフェアに参加するメリットには、「具体的な貯金額が明確になる」「結婚式に対して興味を持つようになる」「パートナーの結婚式に対する考えを確認することができる」などがある。
- 婚約前のブライダルフェア参加の際に気を付けるべきポイントは、「曖昧な返事をしない」「契約を交わさない」「式場に対して迷惑な行為をしない」「遅刻やドタキャンをしない」「途中帰宅しない」の5点。
- 婚約前に彼をブライダルフェアへ誘っても引かれてしまうことはない。敢えて「ブライダルフェア」という言葉を使わない、会場見学のみのブライダルフェアには誘わない、デート感覚で誘う、乗り気でない場合は無理強いさせないという4つの点を押さえることができれば、彼に「結婚」というプレッシャーをかけることなくブライダルフェアへ誘うことができる。
- 結婚予定のない人がブライダルフェアに参加する際の注意点は、「結婚式を挙げるような思わせぶりな態度はとらない」「自分の状況を正しく伝える」の2点。
ブライダルフェアは婚約前に参加しても何の問題もありません。
しかし、婚約前に参加するからこそ注意すべき点もいくつかあります。
婚約前にブライダルフェアに参加する際は、その注意点をしっかり押さえたうえで参加するようにしましょう。
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