結婚が決まったら、いよいよ結婚式場探しがスタートしますね。
結婚式場へ見学に行くなら、見学会だけではなく見学会プラスαのイベントが目白押しのブライダルフェアの参加がおすすめ!
結婚式場の魅力を様々なイベントを通して、体感することが出来るからです。
新郎新婦目線だけではなく、ゲスト目線からもチェック出来るブライダルフェアは、結婚式場選びのプレ花嫁には欠かせないイベントとも言えるでしょう!
とはいえ……
結婚式場を探しはじめたばかりのプレ花嫁さまにとって、ブライダルフェアの選び方にピンときていない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は元プランナーの筆者が【ブライダルフェアの選び方】について解説!
ブライダルフェアの基本知識であるイベントの種類や特徴、お得になるコツやスケジュールの立て方など、プレ花嫁さまがブライダルフェアにもつ様々なギモンを解決させていただきます。
ブライダルフェアへいく会場を探すプレ花嫁さま必見です!
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ステップ1|ブライダルフェアの種類を知る!
「ブライダルフェア」といっても、実はフェアにはいくつもの種類があるのをご存知ですか?
ブライダルフェアを選ぶときには、ブライダルフェアの種類や特徴を知ることが最初のステップです。
ブライダルフェアの中でも、特に人気のある3つのブライダルフェアについて特徴をご紹介します。
おもてなしに欠かせない料理が重視なら【試食付きブライダルフェア】
ブライダルフェアの中でも人気が一番あるが「試食付きのブライダルフェア」です。
トレンド調査2017によると、ブライダルフェアに参加した先輩カップルのうち90.3%が試食付きのブライダルフェアに参加しているそうですよ!
料理は、結婚式に招待されたゲスト皆んなが楽しみにしている重要アイテムです。
だから結婚式場を選ぶときのポイントとして重視しているカップルが多い証拠でもありますね。
試食付きにブライダルフェアを選ぶときには、2つのポイントを気にしながら選んでください。
チェックポイント1|試食の内容は、本番と同じ料理とは限らない
結婚式場によって、ブライダルフェアで提供する料理は、
- 結婚式本番で提供する料理と全く同じ
- 結婚式で調理するシェフが考えたメニュー
と大きく分けて2つのパターンがあります。
いずれの場合も、あまり情報誌やネットでは詳細が記載されていません。
結婚式場を申し込む前に、どうしても「結婚式本番のお料理を試食してみたい!」との希望があれば、ブライダルフェアの予約時に確認をしておきましょう。
チェックポイント2|試食のボリュームはそれぞれ
式場によって、試食のボリュームは大きく異なります。
今行われてている試食付きブライダルフェアなら、主に行われているのはこの3パーターンです。
- 結婚式本番のお料理を「前菜+スープ+メイン」程度のハーフコースで試食
- ワンプレート試食
- フルコース
試食のボリュームはブライダルフェアのスケジュールを立てるときに、見学の合間にランチを挟むべきか否かの判断基準にもなるので気にしておいてくださいね。
ほとんどの試食は無料です。ただしフルコースの場合には、有料となることもあるのでボリュームと合わせて事前に確認をしておきましょう!
※その他、試食付きのブライダルフェアについてはこちらで詳しくご紹介しています。
合わせて読んでみてください!
チャペルの雰囲気重視なら【模擬挙式付きブライダルフェア】
挙式本番と同じ流れをチェック出来る「模擬挙式付きブライダルフェア」。
新郎新婦役のモデルはもちろん、両親役を立てて本番さながらの雰囲気を作り出す式場もあります。
模擬挙式付きブライダルフェアのときには、チャペルの参列者席に通されてゲスト目線で挙式をチェック!
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本番当日、ゲストから自分たちは“どう見えているのか?”が確認できますよ。
それだけではなく、音の響き具合や、光りの差し込みもチェックして欲しいポイントです。
挙式スタイルは、一番多く行われているキリスト教式をはじめ、人前式や神前式などいくつかの選択肢があります。
選ぶスタイルによって雰囲気や費用なども異なるので、挙式スタイル選びの参考にするためにも模擬挙式付きのブライダルフェアは必見です!
花嫁気分を味わうだけじゃなく予算の参考にもなる【ドレス試着付きブライダルフェア】
ドレス試着付きのブライダルフェアといっても、試着はごく限られた時間内です。
所要時間の目安は30分〜長くても1時間ぐらい。ドレスの点数でいうと、1〜2着程度といったところでしょうか。
そのため限れた時間の中で
- 試着を楽しみつつ
- 見積りの参考になるような情報を聞き出し
- 今後の結婚式準備の参考にする
ためには、事前にチェックポイントを心得ておきましょう!
限られた時間を有意義に使うためには事前イメージが重要
試着がはじまってから「どんなドレスラインが好みかな……」と悩んでいては時間が勿体ないです。
ドレス試着へ行く前には“試着してみたいドレスライン”や、好みのテイスト(可愛い系が好き、シンプルなデザインが好みなど)などをイメージしておいてください。
予算に関することも忘れずに聞き出して!
ブライダルフェアでは、ドレス試着の後に見積りの相談になることがほとんどです。
これから作成する見積り作成の参考になるような要点は、ドレス試着時にスタイリストさんに聞いてみましょう。
例えば……
- この式場で結婚式を挙げた先輩花嫁さまの衣装平均価格
- ドレス料金には小物が含まれているかどうか(ドレス、アクセサリー、靴など全て別料金の場合があります)
- 参列衣装などのレンタルの有無や相場など
- 衣装持ち込みが可能か否か(持ち込みが可能な場合は、持ち込み料の確認も!)
好みのドレスが「似合うドレス」だとは限らない
“運命のドレス”が、好みのドレスだとは限りません。ドレスを選ぶときのコツは、好きなデザインを選びつつ……
- 会場や挙式スタイルのテイストに合わせる
- ウェディングドレスの「白」でも肌の色に合う「白」がある
- 体型の悩みや特徴を活かすドレスラインがある
などを参考にしながら選びましょう!
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ステップ2|ブライダルフェアは節約のチャンス!【特典】をチェックする
結婚式の費用を節約するタイミングは、結婚式を申し込む前からあるんです。
そのタイミングとは、ブライダルフェアを選ぶ段階からはじまっています!
ブライダルフェア参加だけの「特典」は見逃せない!
結婚式場を探すときに便利な検索サイト。
ですが検索サイトは、検索するだけが目的ではなくそのサイトを通してブライダルフェアに参加するだけで特典が付いていることもあります。
数万円の電子マネーがもらえたり、そのサイトを通して結婚式を申し込めば、独自のプランを使用してお得な見積りが作れる場合も!
ブライダルフェアでしか使えない割引やプレゼントがある
ブライダルフェアには「フェア特典」なるものが存在し、通常の見学会では得られない特典をゲットすることが出来ます。
特典内容は様々で、「料理のランクアップ」や「○○(アイテム)プレゼント」、また状況によっては数十万円の割引のチャンスも!
ただし注意して欲しいのは、ブライダルフェア特典の多くは「ブライダルフェア当日ご成約に限る」など条件が付いていることです。
結婚式の申込みを“即決”しないと得られない特典というわけです。
即決はリスクが多めです。
ご両親の了承を得ずに勝手に決めてしまい後に反対されたり、やっぱり他の式場が気になってキャンセルした場合は、申込み金が返ってこないなど、トラブルの元にも……。
とはいえ、ブライダルフェアで得られる特典は多ければ数十万円の節約になることも。
ブライダルフェアに参加した式場が本命の式場だったり、事前にご両親の了承も得ている場合には、ブライダルフェアで申し込むのも悪いことばかりではありません。
そんなときのために、ブライダルフェアへ行く時には、行く順番もポイントに!
この後詳しくご紹介します。
ステップ3|ブライダルフェアのスケジュールを立てる
楽しいはずのブライダルフェアも、スケジュールの立て方次第では「ただ…疲れた…」な一日になってしまいます。
大切な結婚式を決めるためのブライダルフェア。
充実したフェア周りをするためにスケジュールの立て方もポイントを押さえておきましょう!
ブライダルフェアに行くのは3件くらいに絞る
結婚式場を見学に行く目安、おすすめは3件です。
実際、結婚トレンド調査2017のデータを見てみると先輩カップルがブライダルフェアへ訪問した件数も平均が3.1件となっています。
せっかくだからと、何件も行きたくなってしまうかもしれませんが、たくさん行けば行く程どこで何を聞いたのかわからず混乱してしまいがちです。
逆に「本命の式場があるから、そこだけでOK」なときにも、比較検討出来るように敢えて複数回るのがおすすめです。
同じゲストハウスだったとしても、式場によってテイストが違ったりサービス内容にはかなりの差があります。
後になって「もし、他の式場だったら……」なんてモヤモヤしてしまうことが無いように、そして「やっぱりこの式場が本命だった」と納得出来るように比較した上で決定する方が、決めた会場のことをもっと大好きになれますよ!
ブライダルフェアを1日でまわる件数は2件が限度
ブライダルフェアの所要時間は、3〜4時間です。
式場から式場への移動時間、途中で休憩時間なども加味すると、1日に周れるブライダルフェアの件数は2件が限度といえるでしょう。
私がプランナーをしていたとき、中には一日に3件もブライダルフェアをまわられているお客様もおられました。
ですが、ほとんどのお客様はもうグッタリ……。表情からも、言葉数からもお疲れの様子は見て取れ、「取り敢えず、見積りだけください」といった状況でした。
ブライダルフェアのスケジュールを立てるときには、1日にまわるブライダルフェアは多くても2件にしておきましょう!
本命の式場は後回しにする方が懸命
先ほど「ブライダルフェアに行くなら3件程度を目安に」と前述させていただきました。
その中でも、注意して欲しいのはブライダルフェアに行く順番。
まずは、ブライダルフェアに参加してみたい式場を複数ピックアップ。
その中から、ブライダルフェアに参加してみたい式場の優先順位を付けます。
ブライダルフェアに参加するのは、上位3件程。更に3件のまわる順番は本命の式場を一番最後にして、興味の低い順からまわります。
初めてのブライダルフェアはいくら事前知識を持って参加をしたとしても、見るもの全てが新鮮でどうしても興味が分散されてしまいがち。
チェックポイントを見逃してしまったり、プランナーさんとの商談も要領を得ません。
ですが、複数まわった後に本命のブライダルフェアに参加すると、ブライダルフェア参加スキルもアップし、後悔のないブライダルフェアにも繋がります。
さらにはいくつか比較した上での参加なので、前述したフェア即決もしやすくなり、得られる特典も多めです。
ブライダルフェアのスケジュールを立てるときには、まわる順番にも注意してくださいね。
まとめ
これからブライダルフェア探しをするプレ花嫁さまへ、ブライダルフェアの選び方についてご紹介しました。
改めて、ブライダルフェアの選び方をまとめてみると……
- ブライダルフェアに参加するときには、まずフェアの種類をチェックする
- ブライダルフェアは、フェアならではの特典や割引が付いている!
- ブライダルフェアは、スケジュールの立て方も重要。本命は後回し!
ブライダルフェアは結婚式準備のスタートライン。
これからはじまる結婚式準備が楽しみになるように、まずはブライダルフェア選びから注目してみましょう!
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